湘南VS京都サンガハイライト
レモンガススタジアムで湘南ベルマーレ対京都サンガの試合が行われました。
この試合はベルマーレ全指揮官の曹貴裁の凱旋試合でもあります。
そして、京都には元ベルマーレ戦士達も5人も所属しているし、BSで放送していたことからもサッカーファンの注目は高かったのではないでしょうか?
そして、結果は1−1の引き分けに終わりました。
相手のレッドカードもあり、1人多い状況だったのに、残念!
前半は京都にシュートを1本も打たせないなど、完全にベルマーレが主導権を握っていたのに、後半早々、『ピーターウタカ』選手にやられてしまいましたね。
ウタカ選手は38歳のナイジェリア代表経験もあるストライカーです。38歳と言う年齢を考えても、あの動きはすごいの一言。
ボールが収まるし、あんなごっつい体つきなのに速い。
敵ながら本当にすごい選手だなと感じました。
一方のベルマーレどうした?
なにより前半にあれだけ主導権を握れていたのに、あそこで決めきれなかったのが痛かったですね。
今シーズンは5位を目指すと言う割には、去年と何も変わらない気がします。
こういう試合を勝ち切るために、永木や米本などたくさんの選手を補強したんじゃなかったのか?
勝てる試合を勝ちきれないなら、5位を目指すなんて言わないで欲しい。
解説の福田さんが5位5位と言うたびに正直、恥ずかしい気持ちになりました。
他のクラブのサポーターに聞かれたら笑われそうw
では、この試合を見ていて感じたことをいくつか挙げていきたいと思います。
この試合を見て思ったこと3つ
- 引き分けに持ち込めたのは評価できる
- 交代に疑問符?町野はなぜ?
- 大橋は大橋だった
1 引き分けに持ち込めたことは評価できる
引き分けに持ち込めたのは評価できますね。
このまま負けるか?と思っていましたが、勝ち点1を奪ったのよかった。
去年もそうだけど、勝ち点1でもコツコツと積み上げると、最後の最後に効いてきます。
まだ、始まったばかりとかそんなこと言ってられるほど、湘南ベルマーレには余裕なんてない!
仮に、残り試合を全部引き分けたとしても、『勝ち点28』を奪えます。極論ですが。。
そう考えると、とにかく負けないことが大事になってきますね。
2 交代に疑問符?町野はなぜ?
後半に目の覚めるようなシュートをゴール右隅に突き刺した町野選手でしたが、しばらくして、大橋選手と交代してしまいました。
ここでみんななぜ?と思ったはず。。
筆者もこの交代に疑問しかありません。
町野選手は前半、と言うより、今シーズン始まってから調子のいい選手です。
この試合でも、裏に抜け出したり、相手選手の一発レッドを誘うなど、見ていて悪いとこはなかったと思います。
解説の福田さんも少し戸惑っっているように感じました。なぜ?と。
あそこで大橋をいれるなら、交代は『ウェリントン』じゃないのか?
ウェリントンは前半からいいところがなかったです。
何だか、体が重そうで、ボールもキープすることができない。
2014年にJ2を戦っていたときの無双したウェリントンを知っているから、こんなことは言いたくはないけど、もう、限界なんじゃないかなと感じます。
FWがプレスをサボってしまったら、ベルマーレのサッカーは成り立たないし、ウェリを使うなら最後のパワープレイしかない気がします。
試合終盤には、ベルマーレの猛攻撃がありましたが、ここに町野選手がいたらと思うと残念で仕方がない。
なんで、交代したのかは監督しか分からないけど、町野選手が怪我とかではないのだったら、監督の責任としか筆者は思えません。
もしかしたら、町野がいれば、この試合をモノにできた気がします。
3 大橋は大橋だった
大橋〜
大橋が頑張っているの知ってます。
大橋が誰よりも相手を追い回すことも知っています。
大橋のドリブルはうまいと思います。
だけど、点を決めなきゃ意味がないんだよ。
あそこで外しますか?大橋さん。
山本のクロス、折り返し、まさに完璧だった。
山本のクロスが上がって、逆サイドにフリーな選手が見えた瞬間、筆者はゴールを確信しました。あんな綺麗な崩しは久しぶりに見た気がする。
しかし、折り返した先にいたのは大橋だった。
そして、触ればゴールというヘディングは無常にもバーを直撃。。
もう、筆者は怒りさえ湧いてきませんでした。
もう、何回この光景を見たんだろう?
もう、大橋さんは呪われているとしか思えません。
だって、けっして、技術が劣っている選手じゃない。
ドリブルだって、ベルマーレの中だったら、1番、2番を争う選手です。
大学時代には、『関東大学リーグ』で得点王にもなった選手ですよ。
それなのになんで、あと一歩のゴールが決めきれないんだろう?
去年は町野と争っていたけど、完全に差がついてしまった印象を受けます。
ここまで、決めきれないのだったら、大橋はWBも試して欲しいです。
意外と適正はあると思います。
「ドリブルうまい」「アップダウンできる」など、WBで輝く要素がいっぱいある。
今のベルマーレの課題はサイドを突破できる選手がいないことです。
サイドを深くえぐってクロスを上げた試合なんて、しばらく記憶にない。
そして、それができるのが『大橋』だと思います。ディフェンスの課題はあるかもしれませんが、試してみる価値は十分にあると思います。どうでしょうか?
最後に
J1 第4節【湘南ベルマーレVS京都パープルサンガ】レモンガススタジアム平塚の感想でした。
前半のことを考えたら、もったいない試合でした。
勝てたと思う試合だけど、引き分けで助かった試合。
ただ、今までで1番楽しかった試合だったのも事実です。
開幕からひどい試合が続いていたけれど、今節は前半から気迫のこもったプレーが目立ちました。
サポーターからすれば、はじめからこういう試合をしてくれと思いますが、いつもスタートでつまずくのが湘南ベルマーレというクラブです。
しかし、今季のJ1はレベルが高いです。
例年だったら1チームは勝てるだろうと言うチームがありますが、今年はないし、4節終了時で『降格最有力は湘南ベルマーレ』で間違いない。
次は鹿島アントラーズ、、
本当に厳しいぞベルマーレ。
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